TOPPANは物流・流通・製造など幅広い業界向けに提供している「小型RFIDリーダー(NF-UHF-CB)」に、温度センサータグの読み取り機能を搭載、8月から提供開始する。
個体識別のみに対応していた従来品をアップデートし、温度センサータグ(Axzon社製Magnus S3搭載)を用いた対象物の温度測定も可能となる。これにより製造現場の設備点検や店舗の温度管理などの作業を効率化できるという。
これまでRFIDリーダーは対象物の個体認識として普及する一方、温度など物理現象の把握が難しいという課題があった。今回、独自の通信制御を施すことで安定的な温度データが取得でき、対象設備の温度状況をリアルタイムで可視化できるようになる。
また非接触でタグの一括読み取りができるため複数の対象物の温度測定を行え、点検作業の所要時間を短縮。手のひらサイズで重さは約112gと軽量で、長時間の点検作業における身体的負担の軽減効果も見込む。
TOPPANは今後、振動・歪み・湿度など、多様なデータを検出する機能の追加も見据えている。こうした取り組みによりインフラ・設備管理業界における設備の状態確認や環境データ収集の選択肢を広げ、より高度で包括的なIoTソリューションの提供を目指す方針だ。
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