鴻池運輸が8月12日に発表した2027年3月期第1四半期決算によると、売上高890億700万円(前年同期比0.3%減)、営業利益63億7500万円(4.6%減)、経常利益64億4400万円(3.5%減)、親会社に帰属する当期純利益38億2600万円(17.3%減)となった。
同社は、2025年4月からスタートした「中期経営計画2027」の事業戦略として「海外事業拡大」、「国内事業の成長加速」に取り組んでいる。今期は、食品プロダクツ関連や生活産業関連での取扱量増加及び適正単価の収受等の増収要因があったものの、国際関連での航空貨物取扱量減少や、空港関連での国際旅客便の減便等の取扱量減少といった減収要因が上回った。
セグメント別にみると、複合ソリューション事業の売上高は593億6800万円(2.7%増)。利益は、68億300万円(4.1%増)。
国内物流事業は、生活産業関連における一部得意先の業務の終了等はあるものの、製品保管量の増加及び冷凍・冷蔵貨物取扱量の増加により、売上高は140億500万円(0.5%増)。利益は、増収効果はあるものの、一部得意先の業務の終了等の影響をカバーできず、7億8800万円(18.4%減)となった。
国際物流事業は、大型設備の輸入工事案件の受注や、インド・ASEANでの取扱量の増加といった増収要因はあるものの、香港フォワーディング子会社の構造改革に伴う航空貨物取扱量減により、売上高は156億3300万円(10.9%減)。利益は、減収に伴う減益及び自社船の燃料費高騰の影響等により、11億7500万円(1.8%減)となった。
通期は、売上高3610億円(1.5%増)、営業利益210億円(7.8%減)、経常利益210億円(7.0%減)、親会社に帰属する当期純利益140億円(1.9%減)を見込んでいる。