CBREは8月18日、国内物流施設(大型マルチテナント型物流施設)の市場動向をまとめたレポート「ロジスティクスマーケットビュー2026年第2四半期」を発表した。
それによると、今期(Q2)の首都圏大型マルチテナント型物流施設(LMT)の空室率は7.8%、対前期比1.4ポイント低下した。新規供給5棟の竣工時稼働率は5割を超え、既存物件では複数の大型成約があり、新規需要は過去5年平均を大幅に上回った。実質賃料は全体では4600円/坪、対前期比1.5%上昇。4エリアすべてで賃料が上昇、特に内側2エリアの上昇が目立った。
近畿圏LMTの空室率は2.4%で、対前期比0.2ポイント上昇した。新規供給3棟のうち1棟が満床で竣工。既存物件の空室消化が進み、空室が長期化していた1棟が満床となった。実質賃料は4390円/坪、対前期比0.9%上昇。中心部の高スペック物件が賃料上昇を牽引している。
中部圏LMTの空室率は15.9%、対前期比0.9ポイント低下。新規供給2棟はまとまった空室が残ったが、既存物件では空室消化が進み、4棟が満床となった。実質賃料は3740円/坪、対前期比で横ばい。
福岡圏LMTの空室率は11.4%、対前期比3.1ポイント上昇。新規供給3棟のうち1棟が満床で竣工した。一部の既存物件では空室が長期化してきている。実質賃料は3570円/坪、対前期比で横ばいだった。
CBRE/首都圏LMT空室率9.2%に低下で需要に地域差、賃料は上昇傾向
