大和ハウス工業は8月20日、米国大手不動産デベロッパーTrammell Crow Companyと米国テキサス州ヒューストン南西部で、物流施設開発プロジェクト「Blue Ridge Commerce Center PhaseII(ブルーリッジコマースセンター・フェーズ2)」を着工したと発表した。
2024年8月から開発中のプロジェクトに続く第2弾で、現地法人Daiwa House Texasを通じて行い、2027年6月中旬に竣工する予定。
プロジェクトは約16万5000m2の敷地に平屋建てを3棟建設する計画で、施設の延床面積は合計6万3856m2になる。
鉄筋コンクリートの外壁パネルを現場で打設し、クレーンで立ち上げる工法を採用することにより工期短縮とコスト削減を図った。
物流オペレーションの効率化と高層ラックの導入による保管容量最大化のため、有効天井高約10mを確保するほか、両面にトラックバースを設ける計画だ。
開発地のヒューストン都市圏は、人口が2020年から2025年までの5年で約8.2%増加し、全米の中で人口増加率が高い都市の一つ。今後も人口増加が見込まれ、堅調な消費市場と、製造業・エネルギー・商業など多様な産業が集積する経済圏となっている。
物流面では、全米で最も貨物量が増加しているヒューストン港に加え、北米の主要鉄道が集結している。主要環状道路「Beltway8」から約3kmに位置し、ヒューストン都市圏内外へのアクセスが良い。
ヒューストンとダラスを結ぶ「I-45」や、メキシコとの国境へ通じる「US-59」、フロリダ州とカリフォルニア州を結ぶ「I-10」などの幹線道路網が整備されており、米国各地、メキシコ方面への広域配送にも適している。
また「ジョージ・ブッシュ・インターコンチネンタル国際空港」が航空物流の拠点として機能しているなど、陸・海・空・鉄道を組み合わせたマルチモーダル輸送網が構築されている。
ヒューストンは物流・商流の両面で高い利便性と成長性を備え、企業のサプライチェーンを支える投資環境としても適しているという。
■プロジェクト概要
名称:Blue Ridge Commerce Center PhaseII(ブルーリッジコマースセンター・フェーズ2)
所在地:テキサス州フォートベンド郡
フォートベンドパークウェイ・マクハードロード・北東部
Northeast corner of Fort Bend Parkway and McHard Road, Fort Bend County, Texas
交通:ヒューストン中心部から約34 km、「バーバーズ・カット・ターミナル」から約58km、「ジョージ・ブッシュ・インターコンチネンタル国際空港」から約67km
敷地面積:16万5448m2
総延床面積:6万3856m2(計3棟)
構造・階数:鉄筋コンクリート造一部鉄骨造・平屋建て
建物用途:マルチテナント型物流施設
事業主:Blue Ridge Commerce Center East LLC(出資比率非公表)
設計:Seeberger Architecture
施工:E.E. Reed Construction(本体建屋工事)、Linco Construction Co.(公共工事)
着工:2026年7月10日(米国時間)
竣工:2027年6月中旬(予定)
入居:2027年7月下旬(予定)
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