西濃運輸/千葉県市川市に新ターミナル竣工、4万m2の自社保有型倉庫を併設

2026年08月20日/物流施設

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西濃運輸は8月20日、千葉県市川市にて「市川支店 新ターミナル」を竣工した。

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2026年06月15日
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施設外観

同施設は、旧市川支店の跡地である千葉県市川市本行徳に建設。5階建ての倉庫を併設したターミナルを新設したことで、支店機能だけでなく、倉庫機能も有する施設となっている。

旧市川支店の建て替えに伴い、支店機能を浦安に一時的に移していたが、今回の竣工により、支店機能を再び市川市に戻し、新たな市川支店として8月24日より営業を開始する。

西濃運輸としては最大級となる約4万425m2(約1万2200坪)の倉庫面積を持ち、関東の支店では最大規模となる。1万坪を超える自社保有型物流倉庫の構築は、西濃運輸としては初となる。

首都高速湾岸線「千鳥町IC」から約1kmで、東京都心まで30分程度の距離にあるほか、成田国際空港と羽田空港に1時間圏内の立地で、輸出入貨物を含めたさまざまな需要に対応できる。

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倉庫内観

ターミナルは5階建てで、2階~5階を倉庫スペースとしており、在庫管理、流通加工から出荷までを担う。これまで集荷していた荷物を前もって倉庫スペースに確保することで、トラックによる集荷の手間を省くだけでなく、施設内で出荷する体制を整え、即時の全国発送を可能にし、迅速な配送につなげる狙いだ。

なお、保管に際しては保管料を徴収する一方で、運送の割引などで利用のサポート対応を行っていくとしている。

また、これまで複数拠点に分散保管していた貨物を新市川支店に集約することで、在庫・人員管理の一元化や商品管理効率化を実現。さらにピッキング・梱包・出荷の西濃運輸へのアウトソーシングにより、全国発送までのリードタイムを大幅に短縮する。

幹線輸送や地域配送のほか、ミルクラン輸送やチャーター輸送、当日便といった緊急配送など、さまざまなニーズに対応し、業界の枠を超えた「協創モデル」の拠点として活用する。

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トラックから荷物を引き上げるシューター設備。接続先の上部で仕分けを行う

1階バースに設置されたシューターは、トラックに接続することにより貨物をコンベアで荷下ろしできる設備。コンベアはソーターにつながっており、バーコードを元に機械による自動仕分けが行われる。1時間に約6000個程度の処理が可能だ。

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施設1階の両面バース。左手は幹線輸送の専用バース

施設の1階は両面バースとなっており、片面で36バースの合計72バース。幹線輸送とそのほかの輸送で分離することで、効率の良い輸送体制を構築する。

集配エリアは現行の市川支店から変更なく、千葉県の市川市と浦安市、東京都の江戸川区と葛飾区となる。集配車は100台程度で、常時85名程度の稼働を想定。このうち、夜間の路線便が17台ほど稼働する予定だ。

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5階事務スペース。3~5階は同様のレイアウトで、入居した企業が利用できる

倉庫部分は床荷重1.5t/m2、有効高さ5.5mで、各ゾーンに作業スタッフ用の空調設備を完備。各階に事務所や休憩場所として使用できるスペースも確保されている。

現時点では従来の契約顧客が5階、一時利用の顧客が3階に入り始めており、4階は空室となっている。商業施設やコンビニエンスストア向けの保存可能な食品を大量にストックするなど、一定の物量かつ即時に運送することにメリットのある企業に利用されている。

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西濃運輸市川支店の深澤勝之課長

説明会に登壇した西濃運輸市川支店の深澤勝之課長は、現在の利用状況と今後の展開について「営業開始時点で5階を中心に、3000坪強ほどが埋まっている。来年2月には5000坪を超える想定。引き続き営業をかけていき、1.2万坪の満床稼働を目指す」とコメントした。

■新市川支店概要
所在地:千葉県市川市本行徳2554-17
延床面積:約6万1314.71m2(1万8547.70坪)
倉庫面積:約4万425.48m2(1万2228.71坪)
温度帯:常温倉庫(流通加工に最適設計)
設備:垂直搬送機・貨物用エレベーター各3基、ドックレベラー13基、トラックバース104台(1階2階の合計)、太陽光発電設備、作業用空調(全棟全階)
竣工:2026年8月20日
開設:2026年8月24日

西濃運輸/千葉県市川市に6.1万m2の新市川支店を8月下旬に開設、ロジ機能を強化

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