新日本海フェリーは8月27日、山口県下関の三菱重工業下関造船所江浦工場で建造されていたトラック約150台を積載可能な大型カーフェリー「はまなす」の引き渡しを受け、9月1日の小樽発舞鶴行きに就航させる。
「はまなす」は、すでに就航している大型カーフェリー「けやき」と同様に、バトックフロー船尾船型(船の後部の形状を工夫することで水の抵抗を減少させた船型)や、垂直船首形状など最新鋭の省エネ船型を採用。
また、横揺れを軽減する「アンチローリングタンク」と、「フィンスタビライザ」を組み合わせた省エネ型減揺システムにより、従来船に比べ5%の省エネを実現する。
さらに、環境負荷軽減対策として、次世代型太陽電池であるペロブスカイト太陽電池を暴露甲板に実証的に設置。折り曲げやゆがみに強く軽量化が可能な電池の採用により、船内居住環境の向上にも貢献する。
船内は3層吹き抜けのエントランス、壁や扉が透明なエレベーター、2層吹き抜けのフォワードサロンを備えた開放的な空間となっている。
また、最上階には露天風呂やサウナのほか、多様なコンテンツを鑑賞できるスクリーンルーム「神威」を完備している。
■「はまなす」概要
全長:199.0m
総トン数:約1万4300t
主機:8540kW×4基
航海速力:28.3kt
積載台数:トラック約150台、乗用車約30台
旅客定員:286人
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