SST/JR貨物と1パレットから利用可能な鉄道・トラック混載輸送「パレットレール便」開始

2026年08月27日/IT・機器

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Sustainable Shared Transport(SST)と日本貨物鉄道(JR貨物)はこのほど、パレット1枚単位から利用できる鉄道輸送を活用した次世代の共同輸配送サービス「パレットレール便」の提供を開始した。

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トラックドライバー不足対策(2024年問題)や環境負荷低減(CO2削減)などに寄与する新たなモーダルシフト施策として展開するものという。

SSTによると、同サービスの特長・仕様は以下の通り。

■「コンテナ単位」から「パレット単位」へ、中小ロットのニーズに応える
従来、鉄道輸送は12フィート(約5トン)や31フィート(約10トン)のコンテナ単位での貸切利用が前提であり、中小ロットの荷物では利用のハードルが高かった。パレットレール便は、SSTが提供する共同輸配送プラットフォームを活用することで、パレット1枚単位からの混載輸送を実現。これにより、トラック輸送では復路を含めて低積載になりがちな小〜中ロットの荷物でも、手軽に鉄道輸送を選択できるようになる。

■既存列車の空きスペースを活用し、物量に応じた適正な価格帯を実現
新たに車両やコンテナを仕立てるのではなく、既に運行している貨物列車の空きスペースなどの遊休リソースを有効活用。大規模な設備投資を伴わずに幹線のコストを抑えることで、リーズナブルな運賃での提供が可能となった。

■一般トラックで持ち込める「積替ステーション」を活用
鉄道輸送のもう一つの課題であった緊締車を持たないと持ち込めない、という参入障壁を取り払うため、貨物駅構内または近接地に設けられた「積替ステーション」を活用する。これにより、一般のトラック運送事業者が普段使用しているトラックのまま直接駅へ乗り入れ、パレットをコンテナへ積み替えることが可能となっている。また、複雑な鉄道手配はSSTが一元管理するため、鉄道コンテナ利用に不慣れな事業者でも気軽に利用できる。

■CO2排出量を削減、Scope3開示への対応も
長距離の幹線輸送をトラックから鉄道へ転換することで、大型トラックによる輸送と比較してCO2排出量を大幅に削減できる。2026年から本格稼働が見込まれる排出量取引制度(GX-ETS)や、荷主企業からのサプライチェーン全体(Scope3)での環境負荷低減の要求に対し、有効な解決策となる。

■対象区間と料金プラン
着駅から50km圏内の指定納品場所への配達料金を含んだ標準価格は以下の通り設定されている。
新潟エリア向け(東京貨物ターミナル駅・隅田川駅・熊谷貨物ターミナル駅 発):1パレットあたり 1万2000円(税別)
長野エリア向け(東京貨物ターミナル駅・隅田川駅 発 → 南松本駅 着):1パレットあたり 1万1500円(税別)
※出荷日当日の12時までの予約で、翌日午前中から指定納品場所への配送が可能。

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SSTとJR貨物は、「現在、特定のルートでサービス提供をしているが、全国の貨物列車の運行区間の多くで同スキームは展開可能で、今後は顧客の多様なニーズに応えながら対象エリアを全国へ順次拡大していく方針」と説明している。

■問い合わせ
Sustainable Shared Transport
Mail:ML-Inquiry@sst-green.co.jp
TEL:03-6626-3405
HP:https://sst-green.co.jp/

JR貨物/埼玉県の越谷貨物ターミナル駅構内に24か所目の「積替ステーション」開設

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