ヤマトホールディングス(HD)は9月3日、日本航空(JAL)、スプリング・ジャパンのJALグループによる国内線貨物専用機(国内線フレイター)の運航を、2027年6月までとする方針を明らかにした。背景には円安や燃料高によるコスト増がある。
■関連記事
![]() |
ヤマトHD、日本航空/フレイターの運航を2024年4月から開始 2022年01月21日 |
ヤマトHDとJALグループは、物流の「2024年問題」など物流を取り巻く環境の変化に対応し、安定的な輸送力の確保とサービス品質の維持・向上に向けた新たな輸送手段として、2024年4月から国内線フレイターの運航を開始した。
しかし、持続する円安や燃油高により輸送コストが上昇し、トラック輸送と航空輸送の価格差は当初想定に反して拡大したことから、国内線フレイターの運航を終了し、旅客便ネットワーク(旅客便ベリー)を含む代替の輸送手段を活用することが最適であるとの判断に至った。
現在国内線フレイターを利用している顧客に対しては、旅客便ベリーを含む輸送ネットワークを活用して代替輸送手段への円滑な移行を進めるとともに、引き続き安定的かつ持続的な輸送サービスを責任をもって提供するとしている。
特に半導体・自動車に代表される工業製品や農水産品などの需要増加が期待される九州、北海道エリアでは、国が国際航空物流拠点としての機能強化を推進する北九州空港や新千歳空港を中心に、引き続き旅客便ベリーを含む航空輸送を活用することで、これまでの輸送品質と利便性を維持し、地域ごとの物流ニーズに応じた適切かつ発展的な輸送体制を構築する方針。
ヤマトHD/CVC通じ量子技術活用のスタートアップJIJに出資

