YEデジタル/工場・物流現場をデジタル空間に再現、27年1月からサービス開始

2026年09月08日/IT・機器

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YE DIGITAL(YEデジタル)は9月8日、次世代デジタルツインプラットフォーム「MMDigitalFactory(エムエムデジタルファクトリー)」を開発し、2027年1月より第一弾として工場・物流センターをデジタル空間上に再現する「Assessment(アセスメント)」機能の提供を開始することを発表した。

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「MMDigitalFactory」は、3つの機能「Assessment」「Simulation」「Optimization」で構成されるデジタルツインプラットフォーム。工場・物流現場をデジタル空間上に再現し、設備増設やレイアウト変更の事前検証、AIを活用した現場最適化を通じて、生産性向上や設備投資の最適化、運用改善を支援する。

昨今の製造業や物流業において、設備や人、モノの動きを仮想空間上で再現・検証するデジタルツイン技術の需要が高まってきている。

YEデジタルは2026年に実施したデジタルツインPoC(実証)において、工場を対象としたデジタルツインおよびシミュレーションの技術検証を実施。実証で確認した可能性を再現性のある製品・サービスとして提供するため、「MMDigitalFactory」の開発・事業化を進めてきた。

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工場・物流現場をデータ上に再現したデジタルツインモデルのイメージ

2027年1月より、工場・物流センターをデジタル空間上に再現する技術の提供を開始する予定だ。「MMDigitalFactory」は、工場や物流センターの設備、レイアウト、人や車両の動線などを仮想空間上に忠実に再現し、現場全体を可視化。これにより、現状分析や改善テーマの検討を通じて、レイアウト変更や設備投資に関する意思決定を支援する。

また、2027年4月からは、シミュレーションによる事前検証の提供も開始。これは、設備増設やレイアウト変更、自動搬送設備(AGV・AMR)導入などの施策を事前に検証し、投資リスクを低減、シミュレーション結果をもとに生産計画や搬送計画の最適化を支援するもの。

さらに同年4月からは、AIによる現場最適化支援の提供も開始する。工程・搬送の詰まりやボトルネックから遅延要因を特定し、リアルタイムデータを活用、現場状況を継続的に分析することで、運用改善と現場最適化を支援する。

今後同社は、「MMDigitalFactory」を通じて、工場の設計・運営・改善プロセスの高度化を支援、シミュレーションによる事前検証を行う「Simulation」機能や、AIを活用した現場最適化を支援する「Optimization」機能の提供に向けた開発を進める方針だ。

また、デジタルツイン環境を活用した自動化設備の学習・検証にも取り組み、フィジカルAI時代に向けたスマートファクトリーの実現を推進するほか、物流領域で展開している、倉庫自動化システム(WES)「MMLogiStation」との連携を強化し、工場内物流から生産現場、倉庫、サプライチェーン全体を対象とした統合的なデジタルツインソリューションへと発展させていく予定だとしている。

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