キユーソー流通システムが9月30日に発表した2026年11月期第3四半期決算(12〜8月)によると、売上高は1562億4500万円(前年同期比3.7%増)、営業利益は44億700万円(1.0%減)、経常利益は35億9000万円(4.7%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は18億3300万円(11.9%減)となった。
物価上昇に伴う消費者の節約志向や人手不足・物流コストアップが響き、主力の物流2事業は増収ながらも減益となった。一方で関連事業は、国内施設工事の増加やインドColdrush社の連結寄与等により大幅な増収増益を確保し、グループ全体を牽引した。
セグメント別動向
共同物流事業は適正料金施策や取引拡大により増収となったが、運送・倉庫の費用の増加が利益を圧迫した。専用物流事業も同様に物流コストや退職給付制度導入に伴う費用が重しとなった。関連事業は施設工事等の受注増が功を奏した。なお、インドの低温物流会社Coldrushを9月に連結子会社化しており、成長市場での拠点拡充を進めている。
| セグメント | 営業収益 | 前期比 | 営業利益 | 前期比 |
|---|---|---|---|---|
| 共同物流事業 | 1046億5900万円 | 2.5%増 | 20億1200万円 | 9.8%減 |
| 専用物流事業 | 299億8500万円 | 0.5%増 | 10億800万円 | 9.5%減 |
| 関連事業 | 216億100万円 | 15.5%増 | 13億6300万円 | 26.3%増 |
今後の見通し
通期業績予想に変更はない。売上高は2050億円(前期比1.2%増)、営業利益は57億円(1.0%増)、経常利益は44億円(8.7%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は21億円(20.7%減)を見込む。
キユーソー流通システム/インドの低温物流会社を子会社化、コールドチェーンを強化