アイオイ・システムは10月1日、次世代の3Dセンシング技術に対応したプロジェクションピッキングシステムのコントローラー「PP0106」を受注開始した。
広角カメラ「PP0303」と組み合わせることで、両立が困難だった「1台で広範囲カバー」と「棚の端部も高精度で検知」を同時に実現する。
プロジェクションピッキングシステムとは、プロジェクターを活用し、物流・製造現場のピッキングや仕分け作業を支援する投影型ナビゲーションシステム。棚やラック、床面、壁面などに、画像・文字・数字・QRコードなどを投影し、作業者に「どこから」「何を」「いくつ」取るか分かりやすく案内する。
新商品のコントローラー「PP0106」は、新開発の「点群(ポイントクラウド)解析アルゴリズム」を搭載。広角レンズ特有の歪みをリアルタイムで高度に補正し、エリアの隅々まで定規で測ったような正確な検知を可能にした。
指先ほどのわずかな範囲(40mm)を正確に識別し、ピンポイントでタッチ判定できる。1台で広範囲をカバーできるため、従来より設置台数を削減し、導入コストを抑えることもできる。
昨今のEC市場拡大に伴い、物流センターでは限られたスペースを有効活用しようと、保管棚の高密度化が進んでいる。そのため「棚の間口」は狭小化しており、作業スタッフによる隣接間口への取り間違いのリスクが高まっている。
従来のセンサー技術では、広範囲をカバーしようとすると画像端部の歪みが大きくなり、周辺部の小さな棚を正確に認識できないという課題があった。天井が低い現場ではセンサーの設置高度を確保できず、1台あたりのカバー範囲が狭まるため、導入台数が増えコストを圧迫する要因ともなっていた。
そこでアイオイ・システムは、独自の新アルゴリズムによる補正技術を開発。広範囲に隅々まで検知できるようにした。
アイオイ・システム/商品の投入状態を検知するセンサー搭載のピッキング表示機発売へ
