フェデラル エクスプレスと特定非営利活動法人 次代の創造工房は10月15日に近畿エリアのフェデックス社員計15名を対象としたエコドライブ研修「The Eco Drive in Osaka」を実施した。
＜自身の経験も交えながらエコドライブ技術を指南する寺田陽次郎氏＞
エコドライブ研修は、フェデックスが世界規模で取り組む環境プログラムの一環として日本で始まったもので、現在ではアジア太平洋地域の他の市場でも実践されている。
今回の研修は、ル・マン24時間耐久レースで史上最多出場記録を誇るレーシングドライバー寺田陽次郎氏を特別講師に招き、寺田氏による講演のほか、燃費計測器を搭載した車両の運転を通した環境に優しい省燃費運転の実技演習が行われた。
寺田氏は講義の中で、自身の経験に触れ、マシンもドライバーも限界に挑戦することが求められ、かつ給油量がルールで制限されている耐久レースでは、最終的にはマシンの性能ではなく、ドライバーの技術が勝敗を分けることを紹介し、エコドライブの技術を学ぶ重要性を語った。
