日本製紙は2月14日、東日本大震災により被災した石巻工場(宮城県石巻市)発のコンテナ列車による製品輸送を2月14日から再開したと発表した。
<工場から出発するコンテナ列車>
<専用線再開を祝う>
石巻工場と石巻港駅を結ぶ構内線路の復旧工事が完了したことで、震災前と同様、石巻工場から直接コンテナ列車で全国へ製品輸送が可能になった。
工場に隣接する日本貨物鉄道の石巻港駅は昨年10月に鉄道輸送を再開したものの、石巻工場の構内線路は、東日本大震災による津波の影響ですべて流失したため、製品を積み込んだコンテナをトラックに載せて石巻工場から石巻港駅まで運ぶ必要があった。