定期コンテナ船共同運航組織「G6アライアンス」は、5月に協調を開始するアジア-北米東岸航路の寄港地を決めた。
アジア-北米東岸航路は、計6サービス体制で開始し、4,500TEUから8,000TEUサイズの合計50隻以上で共同配船を行う。
3サービスはスエズ運河経由、3サービスはパナマ運河経由で、アジア、アメリカ東岸、カナダ、中米、カリブ、インド、地中海、中東地域の約30港に寄港する。
グランドアライアンスとザ・ニューワールドアライアンス各々が提供している既存サービスと比べ、輸送量を維持した上で、寄港地を拡充し、かつ寄港頻度を向上させた高品質のサービスを提供する。
G6アライアンスは、日本郵船(日本)、商船三井(日本)、APL(シンガポール)、Hapag-Lloyd(ドイツ)、現代商船 (韓国)、OOCL(香港)の6社で、2012年3月にアジア-欧州航路で協調してサービスを開始し、アジア-北欧州航路5サービスと アジア-地中海航路2サービス計7サービスの共同運航を行っている。