日本郵船は1月29日、EDF LNG Shippingに新造液化天然ガス（LNG）船1隻を貸し出す契約を1月26日に締結したと発表した。
2020年4月30日の竣工後は、大手電力会社Electricite de France （EDF）向けのLNG輸送に従事する予定。契約期間は7年（傭船者側に最長13年間の延長オプションあり）。
投入する船は、現代三湖重工業（韓国）で建造される17万4000立方mメンブレン型のLNG船で、EDFが求める高い性能基準を全て満たしている。
燃料油とボイルオフガス（航行中に気化してしまう天然ガス）を利用する二元燃料低速ディーゼル機関であるX-DFエンジンを搭載するとともに、カーゴタンクのボイルオフ率を低レベルに抑えることができるタンク方式を使用する。
