静岡県は9月10日、「ふじのくに防災減災・地域成長モデル総合特区」の利子補給金に、新たに1件の設備投資案件が承認されたと発表した。
事業者は杉崎運輸で、磐田市内に物流施設を新設するもの。多層的な地域連携軸の形成モデル事業として承認を得ており、今後、浜松磐田信用金庫と融資契約を締結し、融資実行されることで利子補給金制度が適用される。
利子補給金制度は、総合特区計画の推進に資する事業を実施する事業者が、指定金融機関から融資を受けた場合、融資金利のうち、国から最大0.7%の利子補給を最長5年間受けることができるもの。民間事業者の金利負担の軽減を図ることで、円滑な事業実施に寄与することを目的としている。