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日通/2010年度の鉄道コンテナ0.3%増

2011年04月21日/調査・統計

日本通運が4月21日に発表した2010年度の鉄道コンテナ取扱い実績は194万6776個で、(前年同期比0.3%増)だった。

取扱個数は上半期98万4869個、伸長率(6.3%増)、下半期96万1907個、伸長率(5.2%減)。年度実績は上期の増送が寄与し、194万6776個で前年比5081個の増、伸長率(0.3%増)だった。

上半期はエコカー補助金やエコポイント制度等の政府消費促進施策影響を受け、自動車関連、化学薬品、家電等の品目が堅調に推移。

下半期はエコカー補助金の終了、夏場の猛暑の影響を受けた北海道地区を地有心とした農作物の不作と1~2月の雪害による減送、また3月11日に発生した東日本大震災による東北線の長期普通の影響により、大幅な減送となった。

なお、2011年度は東日本大震災復興支援物資の輸送や震災による被災した顧客工場・物流拠点の出荷の代替輸送等に尽力するとともに、31ftフルウィングコンテナの拡販、新型コンテナの企画制作など紳士用品の開発にも取り組む。

また、輸送障害発生時にスムーズな代行輸送のシステム化や「Web-RACS」情報システムを活用した貨物住所や列車遅延情報の提供など、サービスを強化。SSE(上海スーパーエクスプレス)などの国際輸送商品と連携した鉄道コンテナ輸送のグローバル化に取り組む。

2011年度鉄道コンテナ取扱目標個数は208万個(6.8%増)としている。

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