阪急阪神エクスプレスは11月7日、タイ国においての同社集配達状況について、クローズになっている工業団地を除いた稼働エリアについては、引き続き、大型車両を使用して安全を確保した上で運行している。
しかし、既に水が引き始め、車両の通行が可能になっているエリアもあるものの、一方ではアユタヤ方面の交通渋滞が激しくなっており、集配車両の運行に影響が出ているとしている。
なお、バンコク港では、休止していた輸入コンテナ貨物の積み下ろしが再開されたものの、コンテナ滞貨による混雑は依然解消されていない。レムチャバン港向けは通常通り受託しているが、大量の滞貨が発生しており、引き取りに遅れが発生している。
また、ラッカバンICDでは、一部エリアに浸水が見られたものの、オペレーションには影響はない。しかし、輸入貨物引き取り遅延などにより、ICD内のコンテナ滞貨が継続している。