飯野海運が1月31日に発表した2012年3月期第3四半期の業績によると、売上高は576億円(前年同期比2.2%増)、営業利益5億6300万円(75.7%減)、経常損失11億9000万円(前年同期は10億6000万円の経常利益)、当期損失8億5900万円(前年同期は3億700万円の当期利益)となった。
外航海運業の売上高は467億3400万円(1.3%増)、営業利益は1300万円(99.0%減)となった。
内航・近海海運業の売上高は61億1800万円(1.6%減)、営業利益は1億5300万円(前年同期比52.8%減)となった。
なお、第4四半期にケミカル船事業の構造改革に関連して、船舶の売却方針を取締役会で決議し、約40億円を特別損失として計上する。
通期は、売上高770億円(3.4%増)、営業利益13億円(45.7%減)、経常損失4億円(-)、当期損失46億円(-)の見通し。