ワールド・ロジは6月14日、グループの現状と今後の方針について発表した。
現在、産業活力の再生及び産業活動の革新に関する特別措置法所定の特定認証紛争解決手続(本事業再生ADR手続)を終了したが、グループの現況を踏まえ、事業再生と事業継続に向けた対応策について検討している、としている。
2013年6月期第3四半期は連結で62億3500万円の債務超過となっており、厳しい状況が続いている。現在のところ、クライアントをはじめとする取引先事業者にグループの現況等について理解を得て、引続き業務を継続している状況。
しかし、事業再生ADR手続を成立せずに終了し、ワールド・ロジの上場維持に向けての環境が一層厳しくなっていることから、速やかに何らかの方策を実行することが必要であり、従来のスポンサーに加えて新たなスポンサーとの間で上場維持を目指して、その具体的な対応策について協議を進めている状況だ。
上場維持を目指し、グループの事業を再建するため、今後も全社一丸となって取り組むとしている。
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