財務省は10月21日、2013年度上半期分貿易統計速報を発表し、輸出金額35兆3199億円（前年同月比9.8％増）、輸入金額40兆3091億円（13.9％増）となった。
輸出では、自動車が14.5％増、有機化合物45.5％増、鉱物性燃料52.8％増で、輸入は、原粗油10.3％増、半導体等電子部品42.6％増、液化天然ガスが11.6％増だった。
輸出と輸入の差引額はマイナス4兆9892億円となり、過去最大の赤字となった。
地域別貿易動向では、米国は輸出6兆5613億円（17.2％増）、輸入が3兆5002億円（12.6％増）で、差引3兆611億円（23.0％増）だった。
EUは輸出3兆4528億円（7.7％増）、輸入が3兆8296億円（16.1％増）、差引マイナス3768億円（303.8％増）と過去最大の赤字となった。
アジアは、輸出19兆3036億円（8.8％増）、輸入が17兆8367億円（14.7％増）、差引1兆4669億円（33.1％減）だった。
中国は輸出6兆4097億円（8.3％増）、輸入が8兆8262億円（18.3％増）、差引2兆4165億円（57.1％増）で6期連続で赤字幅が拡大した。
