横浜ゴムは来年2月、耐摩耗性能を重視した小型トラック・バス用リブタイヤ「LT151R」を2014年2月から発売する。
サイズは、175/75R15 103/101L~205/80R17.5 120/118Lの27種類。価格はオープンプライス。
「LT151R」は従来品「PROFORCE RY01」 の後継モデルとして、商用車ユーザーが求めるロングライフをテーマとし、コンパウンド、トレッドパターン、プロファイル、構造など全面的な見直しを図った。
コンパウンドは粒径の異なる微粒子カーボンを最適な体積比率でブレンドしたヨコハマ独自の「シンクロカーボン」採用の専用コンパウンドを新開発。トレッドパターンは3本溝基調の4本リブパターンを新設計した。
これにより「PROFORCE RY01」に比べ耐摩耗性能を約28%向上するとともに、操縦安定性やウェット性能を高いレベルで両立。
大型トラック用タイヤ「ZEN(ゼン)」の開発で培われた歪み低減プロファイル設計技術を応用し、ケーシング耐久性を大幅に向上。ドライバーの安全性をしっかりと確保しつつ、ロングライフ化によるコスト削減に貢献する商品となっている。