ANAは4月23日、夏休み期間限定で、ANA初の国内線深夜便「ANAギャラクシーフライト」を設定すると発表した。
運航するのは、夏休み期間中の羽田~沖縄間で、7月18日から8月31日まで。現行1日10往復から12往復に増便する内の深夜1往復がギャラクシーフライトとなる。
ANAでは、沖縄貨物ハブ戦略の一環として、それぞれ国内とアジアの貨物ハブ空港である羽田、沖縄間で貨物の高速輸送を目的とし、2012年7月から旅客機による貨物便(ベリー便)として羽田~沖縄線を深夜時間帯に運航している。
24時間空港である那覇空港の特性を最大活用し、ベリー便の有効活用による沖縄貨物ハブ事業とのシナジー効果を発揮するため、ベリー便を夏休み期間限定で顧客に利用できるようにしたもの。
なお、ベリー便とは、貨物専用機(フレーター)による運航ではなく、旅客機の床下貨物スペースを活用して貨物の搭載・運送を行う貨物便のこと。