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山九/4~6月の売上高2.0%増、営業利益16.7%減

2015年07月31日/決算

山九が7月31日に発表した2016年3月期第1四半期決算によると、売上高1175億8800万円(前年同期比2.0%増)、営業利益44億8600万円(16.7%減)、経常利益38億6700万円(31.7%減)、当期利益21億2000万円(38.0%減)となった。

売上高に占める物流事業の割合は53.3%。

国内では主要港のコンテナ取扱量が前年同期比で総じて低調となり、これに伴う港頭倉庫作業の減少もあり、港湾事業は減収となった。

3PL事業は、国内では消費財を中心に取扱量増加と新規倉庫立ち上げによる増益、輸送利益率の改善等があったが、倉庫立ち上げに伴う一過性費用と海外での低収益作業の増加等により、利益率の大幅な改善には至らなかった。

国際物流では中国・米国での自動車関連物流の増加や東南アジアの設備輸出取扱量が好調に推移した。

構内では国内の鉄鋼関連・通信インフラの物流作業増が寄与したことに加え、海外の石化構内での新規作業開始、鉄鋼関連の作業増等で増益となり、利益率が改善している。

結果、売上高は627億1700万円と前年同期比4.4%の増収、営業利益は9億7400万円と前年同期比19.2%の増益となった。

通期は、売上高4800億円(0.3%減)、営業利益220億円(3.5%増)、経常利益213億円(0.7%減)、当期利益136億円(15.7%増)を見込んでいる。

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