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山九/4~9月の売上高1.1%増、営業利益7.3%増

2015年10月29日/決算

山九が10月29日に発表した2016年3月期第2四半期決算によると、売上高2384億3600万円(前年同期比1.1%増)、営業利益105億9100万円(7.3%増)、経常利益95億1700万円(3.5%減)、当期利益56億9500万円(0.5%減)となった。

物流事業の売上高は1276億7000万円(4.2%増)、営業利益は30億4700万円(46.7%増)と増収増益となった。売上高に占める物流事業の割合は53.6%。

港湾・国際物流では国内の輸入コンテナを中心に主要港での取扱量が前年同期比で減少し、これに伴う港頭倉庫の貨物取扱量が低調な推移となったが、東南アジアでの機械・設備輸送作業の増加に加え、北米での自動車関連輸送作業を獲得したことから、全体では増益となった。

3PL事業では、国内と海外の新規倉庫の本格稼働に加え、国内輸送作業での燃料単価の低下ならびに輸送単価へのコスト転嫁等が進み、増収増益となった。構内では、国内の作業単価改善や通信インフラの物流作業増加があり、海外でも石化構内の新規作業開始等が増益に寄与し、利益率が改善している。

通期は、売上高4800億円(0.3%減)、営業利益220億円(3.5%増)、経常利益213億円(0.7%減)、当期利益136億円(15.7%増)を見込んでいる。

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