西日本高速道路(NEXCO西日本)関西支社は10月29日、滋賀県警察が電子計算機使用詐欺の容疑で、10月28日に容疑者2名を逮捕したことを受け、コメントを発表した。
10月28日滋賀県警察は、実際の走行車両よりも安い通行料金が適用となる車両の情報が登録されたETC車載器を取り付けることにより、本来支払うべき通行料金の支払を不正に免れていた者2名を電子計算機使用詐欺の容疑で逮捕した。
NEXCO西日本では、継続的な情報収集を行っており、被疑者について疑義が発見されたことから、調査を行った結果、不正通行が確認され、滋賀県警察に通報し逮捕に至った。
これまでも有料道路事業に対する顧客の信頼を損ねることがないよう「不正通行は許さない」という強い姿勢で取り組んできた。
悪質な不正通行を行った者が逮捕されたことは、通行料金負担の公平性確保や不正通行の抑止につながるものと考えている。
NEXCO西日本では、今後も不正通行に対し毅然とした態度で臨むとともに、警察の捜査に積極的に協力し、不正通行対策に取り組んでいく。
被疑者に対して、不法に免れた通行料金に加え、割増金(不正に免れた通行料金の2倍)を請求する。