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三菱倉庫/環境・社会報告書2015発行

2015年11月18日/CSR

三菱倉庫は11月18日、「環境・社会報告書2015」を発行し、環境保全の章ではCO2削減による気候変動対策への貢献を解説している。

物流総合効率化法の認定を6か所の事業計画で受けている。

計画の内容は、複数の物流拠点を併用していた顧客に対し、物流拠点の集約により、輸配送体制を効率化し、配送トラック台数を削減し、顧客の貨物を集め、共同配送を実施することで、温室効果ガス(CO2)排出量を削減、環境負荷低減にも寄与している。

地球環境に配慮した事業活動を推進していくことで、営利性の追求と環境配慮の両立を図る「グリーン経営認証」を認証登録機関から取得している。

東京支店大井冷蔵倉庫では、更新時期を迎えた冷凍機の更新工事を実施し、2015年3月に完工・稼働した。冷凍機の更新に際しては熱源を都市ガスから電力に変更のうえ、消費エネルギー量を更新前に比べ約45%削減する計画としている。

東京支店大井冷蔵倉庫では更新時期を迎えた冷凍機の更新工事を実施し、2015年3月に完工・稼働した。冷凍機の更新に際して、熱源を都市ガスから電力に変更の上、高効率なスクリュー式冷凍機を導入することで、消費エネルギー量を更新前に比べ約45%削減する計画としている。

また、菱倉運輸では、2005年から全6支店(7事業所)で「グリーン経営認証」を取得して、環境負荷低減に向けた取り組みを推進している。2014年度の燃費実績は、2006年度に比して3.2%の向上を達成している。そのほか、リトレッドタイヤや環境対応文房具等を積極的に購入している。

さらに、照明のLED化を推進し、累計台数は5900台、三菱倉庫の施設の年間使用電力量の約1.7%に相当する電力量(年間約84万kWh)の削減を見込んでいる。

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