日本通運は11月24日、グループの琉球物流が、12月から那覇発香港向け海上リーファー(冷凍)混載サービスを開始すると発表した。
-20℃で輸送する冷凍混載輸送サービスで、内航船を利用した東京・博多発那覇向けリーファー(冷凍)混載サービスも開始する。
琉球物流が那覇市建設中の3温度帯倉庫を発着コンテナフレイトステーション(CFS)として活用するもので、12月から暫定開始し来年1月から本格稼働する。
航空便と比較して、運賃・料金は約40%(実重量1tの場合)下がる。
東京、福岡発の貨物を本サービスにつなげることもできるようになり、コスト削減やリードタイム調整などが可能になる。
グループの陸海空ネットワークを活用し、発地での顧客ドアからの集荷をはじめ、航空貨物を取り扱う沖縄日通エアーカーゴサービスとも連携したワンストップサービスを実現する。
損害保険ジャパン日本興亜と開発した食品専用貨物保険を用意(国際)、輸送中や通関時のダメージによる損害をカバーする。
■輸送日数・スケジュール
那覇-香港間:海上輸送日数 4日、那覇倉庫~香港引取り 10日
隔週サービス /月曜日CFS持込、金曜日出港
東京発那覇向け:東京持込から配送まで3日 週3便
博多発那覇向け:博多持込から配送まで2日 週3便
設定温度:-20℃