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NTTロジスコ/全日本物流改善事例大会で物流合理化賞

2016年06月29日/SCM・経営

NTTロジスコは6月29日、日本ロジスティクスシステム協会(JILS)主催の「全日本物流改善事例大会2016」で、「物流合理化賞」を受賞したと発表した。

主要物流のひとつである医療・化粧品物流を対象に、TPSの改善手法をベースに独自のノウハウを付加したLGPS(Logisco Production System)の考え方に基づき改善を実施した。

一個流しや整流化など作業ルールを統一化し、それを明確に示して徹底させることでミスを発生させない仕組みを作るとともに、作業手順の変更によるムダ時間の解消や梱包箱の搬送手段の考案等、実際に現場で作業に従事する者が主体となって改善を実施した結果、収支が大幅に改善し、クレームもほとんど発生しなくなった。

審査員からは、徹底的に「ムダ・ムラ・ムリ」を取り除く取り組みを実施したことが良かった。

作業の標準化に加え、身体的負荷を軽減する作業方法や既存の物流機器を活用した梱包箱搬送用台車の考案など、現場のアイデアを積極的に採用している点も評価できる。

今後も継続して会社全体の改善活動を推進する役割を果たしてもらいたいとのコメント。

なお、全日本物流改善事例大会では、参加事例の中から特に優れた内容と成果が認められた改善事例に対して物流合理化賞と物流合理化努力賞が授与される。今回は26事例の発表が行われた。

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