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CRE/埼玉県上尾市に1.9万m2の物流施設を開発

2018年01月31日/物流施設

CRE(シーアールイー)は1月31日、埼玉県上尾市で2016年12月に取得した開発用地と複数の隣接地を一体化し、物流施設「ロジスクエア上尾」の開発に着手したと発表した。

<ロジスクエア上尾 完成イメージ>
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2019年4月の竣工に向け、開発プロジェクトを始動した。

「ロジスクエア上尾」の開発予定地は、首都圏中央連絡自動車道(圏央道)「桶川北本」ICから約6.9km、首都高速埼玉大宮線与野ICより約8.4kmに位置し、主要幹線道路である国道17号新大宮上尾道路(幅員57m)に接道している。

ま敷地北側に接道する県道51号線を通じて国道17号新大宮上尾道路上下線両方向へのアクセスも可能で、物流施設としてのロケーションは良好。

「ロジスクエア上尾」は圏央道を通じた広域物流拠点としてのみならず、都心への配送拠点としても立地優位性が見込まれている。

また、首都高速道路埼玉大宮線与野ICから開発予定地至近までの自動車専用道路の延伸事業の着手が発表されており、更なる利便性の向上が見込まれている。

施設のマスタープランとしては、ワンフロアが約1900坪の3階建てで、1階北側に計16台分のトラック接車バースを設け、複数テナントによる分割使用にも対応が可能となっている。

場内出入口は国道17号新大宮上尾道路側と県道51号線側に計2か所のゲートを設け、トラック車両の各方面へのアクセス性の向上を図っている。

倉庫部分の基本スペックとして、平均照度300ルクス以上、床荷重は1.5t/m2、有効高さは各階6.0m以上を予定しており、各階2.5tフォークリフトの走行にも対応している。

外壁はサンドイッチパネル、倉庫内の防火区画壁には断熱性・耐震性・美観に優れ、倉庫業法で定められた壁強度を有する耐火断熱パネルを採用し、ブレース(筋交い)や間柱を無くす事で保管効率を高める計画となっている。

各階に2か所の将来垂直搬送機及びコンベア貫通用床開口を想定した構造設計を採用する事により、テナント入居時の各階に跨った縦搬送マテハン設備の設置を可能とするなど、テナントのイニシャルコストに配慮し、あらゆる庫内レイアウトの設定にも幅広く対応することが可能。

昇降設備については、荷物用エレベーター(積載荷重 4.1t、45m/min)を2基、垂直搬送機2基を実装し、階層間の上下搬送に伴う時間的なロスを抑え、効率的な入出荷オペレーションを実現させ、さまざまな物流ニーズに対応し得る汎用性の高い施設計画としている。

■開発プロジェクト概要
施設名称:ロジスクエア上尾
所在地:埼玉県上尾市壱丁目、地頭方
敷地面積:1万2708m2
用途地域:準工業地域
主要用途:倉庫(倉庫業を営む倉庫)
建物構造:鉄骨造 地上3階建て
延ベ面積:1万9507m2(予定)
着工:2018年5月(予定)
竣工:2019年4月(予定)

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