佐川急便は4月18日、宮城県気仙沼市と市民サービスの向上や地域の活性化を図るため「包括連携協定」を締結したと発表した。
<(左から)佐川急便 南東北支店 小平 英昭 支店長、気仙沼市の菅原 茂 市長>
佐川急便は保有するリソースやノウハウを活用し、地域経済の活性化や持続可能な社会の実現に向けた活動を実施しており、その一環として官民一体で地域課題に取り組む「SAGAWAタウンサポート」を全国の自治体へ展開している。
SAGAWAタウンサポートでは、観光やビジネス客の利便性を目的とした「手ぶら観光」、交通インフラの維持・物流の効率化・環境負荷低減に効果が見込まれる「貨客混載事業」等を促進しているほか、子どもや高齢者の見守り活動、災害時における物資の輸送支援等、地域の安全・安心に資する活動も行っている。
気仙沼市とは、今回の協定締結を機に、双方のリソースやノウハウを有効に活用し、協働することで多様なサービスの創出や持続可能な暮らしやすいまちづくりと地域活性化を目指し、社会的課題の解決・改善に取り組んでいくとしている。
■主な協定内容
防災活動および災害発生時の対応に関すること
地域・暮らしの安全安心に関すること
環境保全・環境対策に関すること
観光まちづくりに関すること
地域産品の流通・販路支援に関すること
SDGsおよび地方創生の推進に関すること
その他、住民サービスの向上に関すること