ライフサポート・エガワは12月18日、グループ会社のライフサポート・エガワ東北が仙台市宮城野区に保冷対応の大型物流センター「扇町DCセンター（LOGIBASE 仙台）」を新設したと公表した。
＜外観＞
東北エリアにおける物流機能の強化と保管能力の拡大が目的で、従来の約6倍となる延床面積1万3766m2を確保した。
ここを東北のマザー拠点とし、既存の扇町センターは「扇町TCセンター」として活用。隣接する2拠点で効率的な運営をしていく。
＜シートシェルター（左）、移動ラック（右）＞
新施設は、食品物流に最適な低温環境を整備。全館空調を完備し、夏季でも20℃±2℃とした。保冷商材への対応を強化し、より高品質で付加価値の高い物流サービスを実現する。
また、シートシェルター採用で安全性・採光性を確保したほか、移動ラックで保管効率を向上させる。荷物用エレベーター2機、垂直搬送機2機を備え、大型車両16台が同時着車できるようにもした。
働く環境の整備にも力を入れ、4階にはオフィス兼カフェテリアを設置。「出社したくなるオフィス」を目指し、コミュニケーションと集中を両立するレイアウトを採用している。
このほかBCP対応として、非常用電源・燃料貯蔵庫を備え、災害時でも最大48時間の電力供給体制を整備。自動切替による非常電源供給と衛星回線の併用で通信網を確保し、事務・倉庫オペレーションの継続を可能にする。
■施設概要
名称：扇町DCセンター（LOGIBASE仙台）
所在地：宮城県仙台市宮城野区扇町7-3-26
延床面積：1万3766m2（約4164坪）
特徴：大型車両16台同時着車可能、乗用車53台駐車スペース、 全館空調完備（夏季20℃±2℃）、食品物流に最適な低温環境、 天井高5.5m、耐荷重1.5t／m2、荷物用エレベーター2機、垂直搬送機2機、シートシェルター採用で安全性・採光性を確保、移動ラックで保管効率を向上
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