札幌通運、ロジネットジャパン、中央通運は3社連名で3月12日、東北地方太平洋沖地震対策本部を設置し、現状の把握と情報収集に努めると発表した。
配送遅延エリアは、北海道(函館地区、浦河地区、釧路地区)、東北全域、関東を中心に配送遅延が発生しているとしている。
トラック輸送(フェリー)については、津波警報が解除されるまで北海道、東北、関東の太平洋側各港に入港できないことと、各港のヤード立ち入りが禁止されているとして、事実上営業できない状況。
また、JRコンテナ輸送については、脱線や冠水の影響により、東北・関東各地においてJRコンテナが運転中止。津波警報が解除されるまで、線路点検が不可能な状況にあり、現在のところ復旧の目途はたたなく、関東以西のエリアについても配送遅延がでているとしている。