SBSホールディングスは3月14日、東北地方太平洋沖地震によるグループへの影響と対応を発表した。
グループの内、東北地方を事業地域としているのはフーズレック、日本貨物急送の2社。
フーズレックスは子会社の東北ウイングとともに、東北地区に13の拠点を設けているが、その内、岩沼物流センター、岩沼第一センター、岩沼第二センター、仙台卸町センターが大きな被害を受けたと発表。他の営業所、施設は重大な被害は確認されていない。
日本貨物急送の営業所、物流センターは青森、八戸、盛岡、釜石、都、仙台の6か所の内、釜石営業所の建物が大きな被害を受けた。他の営業所等については被害は確認されていない。
なお、今後は、この地震の影響による輪番停電に伴い、チルド・フローズン物流への影響を懸念。また、燃料需給の逼迫や各道路の混雑などによっては物流機能および物流業務の一部に支障が出る恐れがあるとしている。
