商船三井は6月27日、8600TEU型のコンテナ船2隻を三菱重工で建造を決めたと発表した。
2隻は2013年に竣工し、既存の8100TEU型コンテナ船8隻とあわせて、10隻をアジア‐欧州航路に投入する予定だ。
また、同社はシンガポールのNOL Groupが発注する1万4000TEU型の大型コンテナ船10隻のうち、5隻を竣工から3年間傭船することを決定した。傭船する5隻は2013年‐2014年に竣工し、APLが運航する5隻と合わせ、アジア‐欧州航路に投入する予定。
この船隊整備によって、当面の東西航路運営に必要なキャパシティを確保するとともに、高品質で、競争力のあるサービスを提供する。また、さらなるサービス拡充、最適化のため、東西航路のみならず、全航路について船隊整備の検討を続けていく、としている。