ヤマト運輸は12月7日、愛知県の事業所でクロネコメール便を1600通未配達だったと公表した。
名古屋主管支店管下の事業所で、委託配達員（以下：クロネコメイト）が、自宅におよそ1600冊のクロネコメール便を滞留させていた。
そのうち1300冊を廃棄したことが11月29日に、名古屋市環境局瑞穂環境事業所より「収集したごみ袋の中にダイレクトメールが入っている」と通報があり、発覚した。
滞留させたクロネコメール便は、2008年5月ごろから2011年10月に法人の顧客より発送されたものだった。
当該のクロネコメイトは2008年1月から委託契約し、2008年5月ごろ、自分が担当するエリアに同一発送荷主からのクロネコメール便が大量に到着した際に配達しきれなくなり、自宅に保管するようになった。
その後も意図的に滞留を繰り返し、保管が難しくなったことから、2010年より家庭ごみとして廃棄するようになった。
同社では発送した顧客に対し、事実の報告、お詫びを行い、今後の対応を個別に相談している。
廃棄されたクロネコメール便については、発送荷主を特定することができないため、2008年5月ごろ～2011年10 月に下記該当エリア宛にクロネコメール便を発送した顧客に対して、同社「お客様サービスセンター（0120-01-9625）」で対応するとして、問い合わせを呼び掛けている。
該当エリア：名古屋市瑞穂区弥富町（桜ヶ丘・清水ヶ丘・緑ヶ丘・円山、上山）名古屋市瑞穂区弥富ケ岡町・初日町・壇渓通
