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京極運輸商事/4~12月の売上高6.3%増、営業利益15.9%減

2012年02月14日/決算

京極運輸商事が2月14日に発表した2012年3月期第3四半期決算によると、売上高68億1300万円(前年同期比6.3%増)、営業利益4000万円(15.9%減)、経常利益8200万円(2.9%増)、当期利益3300万円(当期損失1000万円)となった。

貨物自動車運送事業は、震災の影響により減少した輸送量の回復は取引先毎に異なるが、化学品輸送全体としてはほぼ回復したものの、石油輸送の減少により減収となった。原価については、燃料費の高騰等、変動費の増加要因もあったが、車両賃借料等の固定費が減少となった。

貨物自動車運送事業の売上高は 25億6600万円(1.8%減)の減収となり、営業利益は1億4100万円(3.7%増)の増益となった。

港湾運送と通関事業は、震災の影響による輸出取扱量の低迷や昨年来から引続いている円高による減収はあったものの、子会社の吸収合併効果により売上高は増収となった。しかし、利益率の低い取引の増加等で収益性が悪化となった。

港湾運送と通関事業の売上高は4億1900万円(4.4%増)の増収となり、営業損失は800万円と前年同期と比べ1700万円の減益となった。

倉庫事業は、主要取引先の生産調整などはあったものの、徹底したコスト削減に努め、売上高は3億6900万円と(6.2%減)の減収となり、営業利益は5600万円 (9.5%増)の増益となった。

通期は、売上高91億2000万円(6.6%増)、営業利益1億4000万円(164.2%増)、経常利益1億7000万円(60.4%増)、当期利益9500万円(427.8%増)の見通し。

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