Zepol(ゼポ)は2月9日、米国海上コンテナ輸入の1月実績をまとめた。
それによると、アジア主要10か国発 TEU (B/L・Loading Port・母船積地ベース・実入り・FROB含)は前月から17.7%増となり前年1月を4.8%上回った。
米国全体でも前年1月を12.9%上回り、12月から1月にかけての上昇傾向は2年連続となった。また、2月10日に発表された米国商務省の12月統計でも中国発コンテナ貨物の要である住宅関連の家具(HSコード94)も前月から4.6%の伸びが確認された。
国別では中国発が前月比19.8%増で、香港、韓国発もそれを受けてそれぞれ24.9%,14.8%のプラス。ただし韓国自国分の前年比は3.8%のマイナスとなった。
日本発の前月比は10.1%減だったが前年比では5.1%のプラスだった。ただし釜山港経由の日本分合計はそれぞれ12.7%、 20.9%と伸びた。
タイは前年比が17.5%減(先月は23.9%減)だったが、前月比では1.1%のプラス(先月は7.3%減)とマイナス幅が縮小しており、この洪水被害からの回復度合いは荷受け地ベースからも確認できる。
台湾、シンガポール、マレーシアも前月比がそれぞれ16.9%、 22.7%, 34.4%の増加、ベトナム、インドネシアの荷受け地ベースも堅調だった。
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南石正和
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