NSユナイテッド海運が1月31日に発表した2013年3月期第3四半期決算によると、売上高983億6300万円（前年同期比2.1％減）、営業利益2億8200万円（63.0％減）、経常利益5億8200万円（前期は9億4700万円の経常損失）、当期損失5億4900万円（前期は13億4200万円の当期損失）となった。
外航海運市況は、ドライバルクは、新造船大量竣工に伴う船腹の供給圧力がピークに達するなか、中国の景気減速を背景とした鉄鉱石需要の不透明感等の荷動き停滞要因が重なり、大型船市況は9月まで日建て1万ドルを下回る水準で推移した。
外航海運事業の業績は前年同期比で減益となった。
内航海運事業は、ドライ貨物輸送については、鋼材輸送量は、景気回復の遅れを受け前年同期比で減少した一方、セメント関連貨物の輸送量は震災復興需要などの影響により堅調に推移した。
内航海運事業の業績は前年同期比で増益となった。
通期は、売上高1300億円（3.7％減）、営業損失4億円（-）、経常損失2億円（-）、当期損失38億円（-）を見込んでいる。
