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TNT/2012年第4四半期、欧州の業績は低迷、アジア太平洋は改善

2013年02月25日/決算

TNT Expressは2月18日、2012年第4四半期ならびに通期決算を発表した。

2012年第4四半期の売上は18.64億ユーロ(前年同期比0.5%減)を計上、0.71億ユーロの営業損失(前年同期は1.04 億ユーロの営業損失)を計上した。

2011年5月に開始した0.5億ユーロの間接的なコスト削減プログラムを完了。1億ユーロの追加コスト削減プログラムの約3分の2を2012年に実施した。

中国とインドでの国内資産価値の減損とボーイング747の価値調整を含む、1.2億ユーロの特別損失を計上した。

2012年通期決算では、売上は73.27億ユーロ(前年比1.1%増)を計上、0.89億ユーロの営業利益(前年は1.05億ユーロの営業損失)を計上した。

TNT エクスプレスの2012 年第4四半期は、前四半期の傾向が続いた。欧州・中東・アフリカ(EMEA)では、貨物取扱量は増加したが、厳しい経済状況から収益率は減少した。

しかし、コスト管理により、収益性へのマイナス影響を軽減した。アジア太平洋では、利益率の低い顧客サービスを終了したことと継続的な需要の低迷から、売上が減少した。

ビジネス・ポートフォリオの改善とコスト削減の実施により、営業利益は増加。ブラジルでは、業績改善策が成果を上げ始めたことで、損失は減少した。

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