ヤマハ発動機は4月9日、インドでUP州スラジプールに二輪車のR&D拠点となるヤマハ・モーター・R&D・インディア（YMRI社）を設立したと発表した。
昨年設置したインド調達センターの調達機能も取り込み、インド統合開発センターとして稼動した。
YMRI社は、昨年タイに設置したアセアン統合開発センターに続く2拠点目の統合開発センターの中核を担う会社として今年2月に設立。
YMRIを核とした同センターでは、インド市場に合わせた設計基準、保守基準、製造基準への革新を推し進め、“図面を変える”ことで「世界最安値のモノ創り」を具現化し、同国での事業経営を推し進めていく。
将来的には、チェンナイサイトも設置し、現在、本社で行っている同国向けのモデル開発も行う予定。
■新会社の概要
社名：ヤマハ・モーター・R&D・インディア
所在地：インドUP州スラジプール
設立：2013年2月18日
稼動：2013年4月1日
資本金：2000万ルピー（約3500万円）
出資：ヤマハ発動機100％
事業内容：二輪車の研究開発
従業員数：80名（稼動時）
