富士通は4月17日、福島県の河川の状況を監視する河川流域総合情報システム(RIRIF)の機能強化を行ったと発表した。
津波監視用カメラを河口付近と港湾12か所に設置し、富士通が従来から提供している河川の雨量・水位観測機能などとあわせて津波への警戒を強化した。
事業継続の観点から、システムのサーバを県庁から富士通の関東のデータセンターへ移管し、代わりに県庁にバックアップサーバを置く、二重化対応とした。
福島県は、4月1日から津波対策のカメラ映像のインターネット公開を開始し、リアルタイムで状況把握が可能となり、地域・住民および市町村の防災力の向上を実現した。
福島県河川流域総合情報システム
http://kaseninf.pref.fukushima.jp/gis/