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ニチレイ/低温物流事業の3月期売上高4.6%増、営業利益15.9%増

2013年05月07日/物流施設

ニチレイが5月7日に発表した2013年3月期決算によると、低温物流事業の売上高は1563億5000万円(前期比4.6%増)、営業利益85億6200万円(15.9%増)だった。

好調な物流ネットワーク事業のけん引と、高水準の在庫維持、一部の物流センターの収益性改善などで増収増益となった。

物流ネットワーク事業は、TC(通過型センター)、3PL事業による新規顧客を獲得や、東北地区の被災物流センターが順調に回復し、売上高が884億2700万円(6.2%増)、営業利益38億1600万円(29.9%増)と好調だった。

地域保管事業では、東扇島物流センター(川崎市川崎区)2期棟など新拠点の来期稼働を見据えた集荷に努めるとともに、地方では地域密着営業を着実に積み重ね、高水準の在庫を維持し、売上高471億800万円(2.5%増)、営業利益46億1700万円(12.5%)だった。

来期は、国内の輸配送業務強化と、東扇島物流センター2期棟稼働により保管能力拡大、欧州事業の回復に加え為替換算影響もあり全体では増収の1605億円(2.7%増)を予想。

しかし、電力料金上昇や新増設に伴う減価償却費増加により営業利益は82億円(4.2%減)と減益を見込んでいる。

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