日本オラクルは1月7日、ユニチカが、基幹システムの再構築にあたり、オラクル製品を採用したと発表した。
新基幹システムは来年4月に会計領域を稼働開始し、販売、調達、在庫等の周辺領域を順次稼働開始する予定。
採用したのは、オラクルの業務アプリケーション「Oracle E-Business Suite」、ビジネス・インテリジェンス製品「Oracle Business Intelligence Application」、製品マスター統合製品「Oracle Master Data Management」とシステム連携基盤製品「Oracle SOA Suite」。
ユニチカでは、長年大型汎用機を活用していたが、運用管理コストの肥大化やビジネスニーズの変化に柔軟かつ迅速に対応できない点などが課題となっていたが、グローバルビジネスを支えるためのIT基盤が必要になり、基幹システムの刷新を決めた。
「Oracle E-Business Suite」による新基幹システムにより、会計業務を中心に支援し、「Oracle Business Intelligence Application」により事業の情報をリアルタイムに把握して迅速な意思決定に役立てる。
将来的には、同社における国内外のグループ子会社への導入展開も視野にいれている。