国土交通省は2月12日、中期ブレーキ規制以降のトレーラのオートマチック・スラック・アジャスタ(ASA)の機能が損なわれ、ブレーキ利き不良に陥るおそれがあると発表した。
2007年7月(中期ブレーキ規制)以降に新規登録されたトラクタはブレーキ操作系の変更に伴い、停車時のブレーキ操作はトラクタの駐車ブレーキ・レバーで行われる場合がる。
この操作を多用する場合や山道、登り降りの頻繁な走行等のシビア・コンディションではASAに負担がかかり、ASAの機能が損なわれることにより、トレーラのブレーキ利き不良に至るおそれがあることが判明したもの。
■トレーラのブレーキ利き不良に注意
http://www.mlit.go.jp/common/001027368.pdf