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福山通運/3月期の売上高3.6%増、営業利益2.0%増

2014年05月09日/決算

福山通運が5月9日に発表した2014年3月期決算によると、売上高2554億2100万円(前年同期比3.6%増)、営業利益123億9100万円(2.0%増)、経常利益134億4800万円(1.1%減)、当期利益75億3800万円(74.3%増)となった。

運送事業は、主力のネットワーク事業は、飯田(長野県)、大垣南(岐阜県)、津(三重県)、久留米(福岡県)の各店を新たに開設し、山口支店の新築移転など小口商業荷物市場への取り組みの強化に向けた事業展開を図った。

重量と容積の自動計量計測装置の導入を進め、業務の効率化と適正運賃の収受を進め、遠距離不採算荷物の選別をとおして輸送距離の短縮などコストの削減と輸送の効率化にも努めた。

昨年3月から運行を開始している東京・大阪間を結ぶ専用貨物列車「福山レールエクスプレス号」は、定時運行による安定した輸送サービスの提供とCO2排出量の削減による環境への負荷の低減に大きく寄与した。

結果、売上高は2244億6800万円(3.2%増)、営業利益は107億5400万円(11.2%増)となった。

来期は、売上高2540億円(0.6%減)、営業利益104億円(16.1%減)、経常利益108億円(19.7%減)、当期利益72億円(4.5%減)を見込んでいる。

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