富士通は7月8日、商用車のデジタルタコグラフデータを集約した商用車プローブデータ・サービスを自治体・高速道路会社・国道事務所などの全国の道路管理者向けに提供開始した。
＜システムイメージ図＞
トラックなど貨物商用車に搭載したデジタコから1秒間隔で集められた精緻な速度・位置・時刻・3軸加速度などの情報を元に、商用車の詳細な走行挙動がわかるデータを提供するサービス。
サービス活用により、客観性のあるデータに基づいて全国の主要幹線道路での道路利用実態やトラックなどの物流走行経路の分析、渋滞や急ブレーキが発生している区間での挙動分析を、高い精度で行うことが可能となる。
販売目標は2016年度までに道路管理分野で、年間100地点以上での適用で売上は7億円としている。
