ヤマトホールディングス傘下のヤマトフィナンシャルは11月4日、複数の電子マネーを1台の端末で決済できる「マルチ電子マネー決済端末」のレンタルサービスを開始すると発表した。
電源と携帯電話網があれば利用が可能な、マルチ電子マネー決済端末を最短1週間からレンタルで提供することにより、短期開催のイベント会場等の物品販売などの電子マネー決済を可能にした。
導入による事業者のメリットとして、最短1週間からのレンタルが可能なため、必要な時に短期間で利用できる。
物品販売時の行列が軽減され、販売回転率の向上による売上増加が見込める。電源と携帯電話網があれば導入可能なため、屋外での利用も可能。
、端末の操作が簡易で、経験や専門知識がなくても導入後すぐに利用できる。ヤマトフィナンシャルが窓口となり、各電子マネー事業者との契約・精算を一本化できる。
さらに、現金払いと比較して、経理業務が軽減でき、決済金額は、最短5営業日で精算できる。
イベント会場での物品販売や会場入場料の精算等、短期利用の決済シーンや、固定の通信回線を用意できないため現金支払が主流となっている場所での利用に効果を発揮する。
初期費用はかからず、1週間コースの利用が端末利用料1台あたり5000円、1か月コースが8000円、決済手数料はいずれも決済金額の4.0%となっている。