日本郵船は10月28日、ベトナムの現地法人エヌワイケイ・ライン・ベトナム社を100%子会社とした。
エヌワイケイ・ライン・ベトナム社は、ボサ・グループ・オブ・カンパニー社(ボサ社)との合弁(日本郵船51%、ボサ社49%)で2006年10月24日に設立した日本郵船グループの海運代理店だったが、日本郵船がボサ社保有の全株式を取得後、政府当局の認可を得たことで、100%子会社となった。
日本郵船グループは、エヌワイケイ・ライン・ベトナム社を通じ、顧客のニーズに対して臨機応変に対応することで、サービスの拡充を図っていく。
なお、日本郵船グループは定期船事業でベトナムに発着する直行サービスを12ルートで展開し、年間約30万TEUを取り扱う他、不定期船事業でも石炭、木材チップ、設備プラント等、多様な貨物を取り扱い、ベトナムと世界各国を結ぶ海運を支えている。
■エヌワイケイ・ライン・ベトナム社の概要
本社所在地:ベトナム ホーチミン市
株主:日本郵船100%
資本金:40万米ドル