帝国データバンクは12月8日、全国企業の財務分析を発表した。
「運輸・通信」分野は、自己資本比率では、原油安によるコスト減により、1.41ポイント上昇した。
自己資本比率は、全産業でリーマン・ショック前を下回ったものの、「建設」、「製造」、「卸売」、「運輸・通信」が前年度に比べて改善。
規模別では総資本「1億円未満」が5年ぶりに資産超過に転じ、財務体質は回復傾向が続いていた。
売上高経常利益率は、「運輸・通信」は0.51ポイント上昇した。全業種でもリーマン・ショック以降、最高値になった。
また、総資本「1億円未満」の小規模企業はリーマン・ショック後初めて全産業でプラスとなった。